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スト魔女二次小説:水音の乙女 ~第20話~ [スト魔女二次小説]

第20話「第1次輸送作戦 その1」


香港には、扶桑とフィリッピンからヨーロッパへの積み荷を積んだ商船隊が集結していた。
HK01船団だ。
天音が扶桑海軍に入隊した日、HK01船団は扶桑、リベリオンの護衛艦隊に守られて、ネウロイが待ち受けているであろう南シナ海へ出航していった。


一方シンガポールのチャンギ港沖には、扶桑へ向かうSG01船団が終結していた。
この船団はブリタニア、扶桑の艦隊が護衛に付くと、香港発のHK01船団から1日遅れで出港した。


護送船団方式による第1次輸送作戦の開始である。



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<第2部:第14章 幼なじみの正体ばれる(2):カーラさんに与えるチャンス> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第364回
<第2部:第14章 幼なじみの正体ばれる(2):カーラさんに与えるチャンス>


スケッチ大会の翌日から、バスケの練習試合で来れなかったキャリーと、都合で不参加だったアンザックのフォローが始まった。特にキャリーは、練習試合で負けたライバル校へのリベンジに燃え、練習後は疲れて絵どころではない。
どうやって絵を描いてもらうか、どうやってキャリーの絵を回収するかが、絵画展委員の大きな課題になっていた。

「キャリー、とてもポタ山なんか行く余裕なさそうだわ。どうしよう・・」

カーラさんが顎に手を当てて考え込んでいた。

「キャリーさんの分担のところの景色を写真撮ってきましょう。その写真見てなら、家でも描けるんじゃないでしょうか」
「そっか。大きめにプリントすりゃいいんだよな」
「さすが裕美子さん!それで行きましょう。今日天気いいから、学校終わったら撮ってこよう」

わたしの案にアロン君もリーダーも同意してくれた。カーラさんも顔がほっとする。

「ダーニャの案のおかげで、題材で悩まないのが救いね。でもカメラ今ないでしょう?一度家に帰らないと」
「みんなで行く必要はないんじゃないか?俺、家帰ったらバイクでさっと行って撮ってくるよ」

あらアロン君、積極的。クラスの為に働いて偉いです。
そしたらアロン君はカーラさんの方を向いて彼女も誘った。

「カーラも、行く?」

カーラさんが驚いて顔を上げた。
わたしもちょっとびっくりした。

アロン君がカーラさんのこと、気にかけてる。公式パートナーであるカーラさんと、一緒になる時間を、作ろうとしている。

「え?でも私のうちポタ山とは方向逆だから、遠回りになっちゃうし・・・」

しかもそこでカーラさん、オッケーって言わないの?!
せっかくのチャンス、なんで自分からふいにしようとするの?!

「そっか。カーラの家、日の出台だっけ。俺ん家から見るとポタ山と真逆だね。いいよ、そしたら俺一人でささっとやってくるから」

ほらあ、アロン君引っ込めちゃったじゃないですか。

でもカーラさん、明らかに自分の取った行動を後悔しているのがありありと見て取れた。
やっぱり誘いに乗ろうとしたのかアロンの背中に手を伸ばしたが、やがて手を引っ込めて俯いてしまった。

わたしはふぅっ、とため息をつく。

ここは中立的に見ても、委員長のカーラさんが行動するのは筋。
背中を押すのは本意じゃないけど、道理を通すべきだとわたしは思います。
責任者として、行っていいですよ。

「・・バイクなら行ったり来たりもそんな手間じゃないんじゃないですか?」

わたしの指摘にアロン君はこっちへ振り向いた。

「ま、そうだね」
「カーラさんは責任者ですから、アロン君が間違ったところ撮ってこないようにしないと」
「し、心配だからやっぱり私も行くわ」

カーラさんも今度は逃しなくないみたいだ。

一緒にポタ山行くのはこの際仕方ないと思います。カーラさんには大義があるし、このイベントの実行委員長という立場からも行くことは好ましいことです。
でも・・これはわたしの都合ですが、二人きりの時間は極力短くさせてもらいますよ。

「アロン君、それで写真撮ったらその後すぐカメラ屋に来てください。写真プリントしてキャリーさんところへみんなで届けに行きましょう」
「うん、キャリーのところに届けて催促するのは実行委員全員の責任だからな。みんなで言った方が説得力あるし。俺と裕美子さんはカメラ屋で待ってるよ」

リーダーもわたしの案に乗ってくれたおかげで、わたしの付けた注文は特に怪しいものには聞こえなくなった。

「そうだね、そんな段取りでいくか。じゃあカーラ、帰ったらすぐそっち行くから」
「わ、わかった」

カーラさんが返事をすると、アロン君も納得して、さっそく帰り支度を始めた。
鞄に物を入れてるアロン君の様子を見ていたわたしに、カーラさんが赤い顔してすすっと寄ってきた。顔をそばに寄せると、小さな声で囁いた。

「ユミちゃん、ありがとね」
「?なんですか?」

わたしはとぼけたふりをした。でも心の中は決して穏やかではなかった。

『カーラさん、これは大譲歩だからね!』

今回は色々とあって大変だし、アロン君もあなたと一緒にいられるよう努めてるふうに見えます。アロン君は、カーラさんを受け入れるつもりなんじゃないですか?だからわたしはアロン君を応援したんです。これでアロン君とくっつかなかったら、もうわたし知りませんよ。活かすなら今しかないですよ。・・こんなチャンス、もう与えてあげないんですからね。
・・・ごめん、アロン君。わたしどうしても、あなた達を二人っきりにしておけなかった。できる限りその時間を短縮して、早く戻ってきてもらうようにしてしまった。あなたを応援しなきゃ行けないのに・・・
ごめんね。
ごめんね。

そして再び目線をアロン君の方に向ける。

『アロン君、お願いだから写真撮ったらすぐ来てね。寄り道しないでね』

アロン君の背中を見つめながらそう念じた。



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スト魔女二次小説:水音の乙女 ~第19話~ [スト魔女二次小説]

第19話「訓練始めます!」


教練服に着替えた天音と優奈は、学校の校庭のような運動場に現れた。
教練服、といっても学校の体操服のようなものだったので、端から見ると学校の体育そのものだ。そこで天音は、優奈に魔法で寒さや暑さなどから体を守る肉体強化方法やシールドの張り方を教わった。

「天音は普段でもシールド張ったことなかったよね」
「使う必要ないもの。わあ、優奈。魔法で体守ると、しっぽを水の中に入れてても、ふやけたり冷たくなったりしないよ」
「よかったね。たぶんこれからは漁の時の比じゃないくらい、1日中水の中を見てなきゃならなくなるだろうから、これできないと命にかかわるよ」
「南の方に行くって言ってたから、水は冷たくないだろうけど、ふやけるのどうしようかと思ってたんだ。ありがとう優奈」
「ウィッチとしては極基本のことだって。これで成層圏に行っても平気だそうよ。知ってる?501JFWのサーニャさんとエイラさんて、ロケットブースター使って3万メートルまで登ったんだって」
「本当?成層圏って空気ほとんどないんでしょ?そんなこと出来るんだ。スゴイね、ウィッチって。・・・やっぱり、優奈とはいっぱい差がついちゃったんだな」

天音は小さく呟いた。
優奈はにっと笑った。

「何言ってんの。どうせすぐ追いつかれちゃうんだから、少しは先にいさせてよ」


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スト魔女二次小説:水音の乙女 ~第18話~ [スト魔女二次小説]

第18話「427航空隊」


事務的なことが終わると、天音は座学の教室のようなところに連れていかれた。
そこで待っていた士官が両腕を後ろ手にして天音の前に立った。

「私は霞ヶ浦航空隊司令、田所中佐だ。一崎天音君の扶桑皇国海軍への入隊を歓迎する」
「あ、ありがとうございます」

横須賀のときと違ってカチコチの硬い雰囲気に、天音は少々戸惑いを隠せなかった。

「君の階級はウィッチの原則に従い一等飛行兵曹だ。配属先は第427航空隊。所属は南西方面艦隊、南遣艦隊、特設水上機母艦『神川丸』である」
「は、はい・・。どこなのかさっぱり解りませんけど・・。航空隊ということは、わたしはここで飛ぶ訓練をするんですか?」
「いいや。君はこれから対潜水型ネウロイ駆逐部隊として、水中探査戦術研究を行ってもらう」
「??」

難しすぎて天音には何を言ってるのかさっぱり分らなかった。

「詳しくは横須賀教練隊の横川和美少佐から説明を受けるように」
「は、はい」

横川少佐が歩み出た。

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スト魔女二次小説:水音の乙女 ~第17話~ [スト魔女二次小説]

第17話「入隊!」


横須賀での試験から2日後。

いよいよ天音が扶桑海軍に入隊する日となった。
海岸には見送りに来た家族や親戚、学校の先生や友達、そして漁協の人達が集まっていた。

「天音にもいよいよこの日がやってきたね~」
「がんばるんだよっ。こっちのことは心配しなくていいから」
「うぇ~ん、もう天音にあんみつ奢ってもらえな~い」
「こらこら、さっそく心配のネタを作るでない」

お母さんも涙を浮かべている。お父さんは昨夜親戚の人達と一晩中お酒を交わして慰められていたので、もう開き直っていた。

「こうなったら天音!海の中のネウロイ、根こそぎ漁ってこい!一匹残らずだ!いいな!」
「あはは、わかったよう」

漁協の人達もなぜか泣いていた。

「これからどうすっぺ」
「これから間違いなく漁獲高は減少じゃ」
「生きてゆけるかのお~」
「おじさん達、今までさんざんインチキしてたようなもんなんだから十分でしょ。また漁の勘を研ぎ澄まさなきゃ」
「こりゃいかん。天音ちゃんに説教食らってもうた」

沖から轟音が響いてきた。水煙を上げてやってくるのは、またしても海軍の大型飛行艇。海軍は天音の迎えにまたもや飛行艇をよこしたのだった。やってきたのは主翼とエンジンが胴体から離れて支柱で支えられる形で付いている4発機、九七式飛行艇だった。

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そうめん流し [マンガ(N)]

そうめん流し
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水飲んでしまって腹いっぱいになりそう。

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夜+虫とり網→ [マンガ(N)]

夜+虫とり網→
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きれいなの、ですか!

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<第2部:第14章 幼なじみの正体ばれる(1):写生大会> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第363回
<第2部:第14章 幼なじみの正体ばれる(1):写生大会>


9月の終わり、校外展覧会絵画展の準備が始まった。
ここ片いなか出身の有名な絵の先生が毎年秋に絵画展覧会をやっている。それに合わせて地元の学生も絵を描いて、作品を一緒に展示するのが恒例行事となっていた。
分校ではこの時期になると、この行事を取り纏める校外展覧会絵画展実行委員会が組織される。主体となるのは文化委員だ。そしてこれをサポートするのは生徒会委員と、防災・安全衛生委員だった。各クラスの文化委員が長となって作品の作成と回収、展示までの責任を担う。C組ではカーラさんが委員長ということになる。防災・安全衛生委員はアロン君だ。彼は展示会場の設営部分を中心にサポートする。

議事進行をする委員長のカーラさんと、その横に立つサポートのアロン君を目の隅に入れ、わたしはこの行事が二人の距離をさらに縮めるのではと危惧していた。

あの日、あれだけのことをしたのだから、これを機に二人の仲が急激に進展してしまうのかな。今回は一緒に仕事する仲なんだから、ますます二人は深く関わり合うことになってしまうんだわ。

もっともこの行事に防災・安全衛生委員が参加するようになったのは、わたしが生徒会で年間行事への各委員の関わり方に偏りがあったのを解消する提案をしたからだ。やたらと多かったレソフィック君のやる広報委員の関わりを減らし、アロン君のやる防災委員が参加する行事を増やしたのだ。生徒会委員は全ての行事に参加するので、必然的に防災委員、つまりアロン君と一緒にできる仕事も増えることになる。それがまさかこんなところでカーラさんとアロン君を引き合わせる事になろうとは・・
二人の運命なのかなぁ・・・


写生大会にしてクラスみんな一斉に描くということと、題材と場所の選定の話は、第1部18章第1話をご覧ください。

そしてスケッチ大会の模様は、第1部18章 第2話第3話第4話第5話をご覧ください。


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セミとり2 [マンガ(N)]

セミとり2
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総力戦であります。
夏休み特集でした。

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セミとり1 [マンガ(N)]

セミとり1
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子供は容赦ありません。
まだ続きます。

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☆☆ 災害時 安否確認 ☆☆