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オリエンテーリング (4) [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第4回
<オリエンテーリング (4)>

アロン達がはげ山に到着したのは、およそ1時間半後だった。
12時半をすぎたので、ここで昼食を取ることにした。
「まだ5分の2?信じらんない。このペースだといつ終わるの?」シャルロットがまた嘆く。
ダーニャが指折り数えた。
「一ポイント2時間弱だから、スタートから10時間後。夜の6時か7時かしら」
イザベルがダーニャに泣きついてきた。
「まだ6時間も後じゃない。死んじゃう!ジョーン、リタイヤどうやるの?」
「リタイヤ?自主リタイヤは18時過ぎるか、重大なけが人が出るて続行不能とかにならないと、受け付けてくれないよ。個人だけのリタイヤはないよ」
「もう一歩も動けない。重大なけがと同じなんだけど・・」
「半分は行こうよ。かんばろ!」クリスティンが声をかけた。
「あなた、前向きね」
「えへ。救護係ですから」
「へえ、頼りなるねえ。確かにそれも救護だ。見直した」とアロンが感心しながらイザベルのところに来た。
「足出して」
「え?」
「前に投げ出して伸ばして。そうそう」
アロンはイザベルのふくらはぎを揉み始めた。
「あ、あ、・・」イザベルは恥ずかしさのあまり顔を赤くした。
「うわぁ・・」とその横のクリスティンも顔を赤らめる。
「血行よくすると疲労物質が流れて回復するぜ」
太ももにまで手を伸ばしたところで
「いや、やだぁ!」とイザベルに拒否された。
「アロン君、わたしやるよ。レディーの太ももは男子にはちょっとね」とカーラがバトンタッチした。
「あ、そう。そうだよね」
「アロン?触ってもいいからわたしの足、揉んで」シャルロットがズボンの裾をまくって、そのすらりときれいな足を出している。
「自分で揉め。余裕じゃん、おまえ」
「なんでよ!後でやりたいって言っても触らしてやんないからね」
「あの美女様、俺が揉みましょうか」と下心ありそうなアンザックが這ってやって来た。
「美女様だって」ぷぷっとダーニャは笑った。
「あんたが?・・・・じゃあやって」
「失礼しまーす」
「いたたたたた!あんた下手っぴ!もういい!」シャルロットはアンザックを遠ざけると自分で揉み始めた。


次回「オリエンテーリング (5)」へ続く!

前回のお話「オリエンテーリング (3)」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆


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