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<ダーニャの恋愛相談所(1)> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第27回
<ダーニャの恋愛相談所(1)>

「アロン君、イザベルとうまくいかなかったんだって?なんで?」
「なんでダーニャが気にするんだよ。そもそも最初っからなんでおせっかいしてんの?」
「恋愛相談所ですから。アフターケアもしないとね」
「恋愛相談所?なんだそれ、金取るの?」
「学校で商売するわけに行かないでしょう、ボランティアに決まってるなじゃい。さ、答えてください」
「ちぇー、イザベルに聞けばいいのに」
「両方の口から聞くの!いーから!」
「こえーな。うーん、趣味が合わなかったんだよ。続けても共有する時間がないっての?」
「うんうん、なるほど。イザベルのこと嫌いってわけじゃないのね?」
「別に嫌いじゃないよ。眼つききついからもっとトゲトゲしてるのかと思ったけど、意外と普通な人だったしね」
「わかったわ。ありがとう」
「イザベルはなんて言ってた?」
「お客様の個人情報、心理情報は秘密です。まあ似たようなこと言ってたよ」
「ふーん・・・」

「ところでレソフィック君てどんな人?」
「今度はレソフィックか。え?あいつにアタックする奴がいるの?」
「秘密だってば」
「誰か教えるなら答えてやってもいいって言ったら?」
「それなら聞かない。お客様の秘密が優先だもの」
「へー。結構信用できそうだな。わかったよ、レソフィックのなんだっけ?」
「サンキュ!えっと、彼ってどんな性格?」
「性格ねえ・・・ませてるっていうか、あいつは考え方やとらえ方が大人なんだよな。めったなことじゃ怒ったり動じたりしないし・・」
その後もインタビューは続き、ダーニャはそれらを黒いノートに書き留めていった。

「しかし事前調査でちょっとバレバレ過ぎじゃねえ?」
「君は結構秘密守れそうだからね。サンキュ!レソフィックにも内緒よ!」
「あ、そう、言っちゃいけないんだ」
尋問が終わってダーニャは去っていった。
アロンはこの機会に注意深くダーニャを見ていた。
確かに美人な部類だなぁと思う。しかし美女とあだ名が定着しにシャルロットと一緒にいても存在が霞れることがないのは、その見かけよりも、こういった美女とは一線を隔した活動の場を持っているからという気がした。


次回「ダーニャの恋愛相談所(2)」へ続く!

前回のお話「イザベルのお礼アタック(4)」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆


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