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<俺の家は海賊(9):レグラド・ラーの最期> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第38回
<俺の家は海賊(9):レグラド・ラーの最期>

ボートの前方でダリルの到着を待ちわびるようにレミーノア号の姿がレグラド・ラー号からも見えるようになった。リー教授はレミーノア号も武力で拿捕、撃沈する覚悟である。

銃撃をかいくぐり、ダリルのボートが罠のすぐ横を通過した。すぐにレグラド・ラー号もそこへ来る。
そのとき、ダグの操作するソウボールが海中から勢いよく浮上した!
バリン!ガリガリガリ
絶妙のタイミングでレグラド・ラー号の船底を例のノコギリで削った!

船底に亀裂が入り、破口からドドッと水が勢いよく進入する。
水の抵抗を受けて破口はギイギイといやな音をたて、よけいに破口が広がっていく。レグラド・ラー号は速度を落とさざる得なかった。
これを見てレミーノア号が急接近。そしてレグラド・ラー号の水線下付近に向けて捕鯨砲を撃ち込んだ。捕鯨砲の銛には、あのボートに積んであった自爆用爆薬が結んであった。

銛は狙い通りの場所へガシャンと突き刺さると、ドドーンと大音響を上げて結び付けてあった爆薬が爆発した。魚雷が命中したかのように水柱がレグラド・ラー号の舷側に高々と上った。
するとレグラド・ラー号の水線下付近にぽっかりと巨大な大穴が開いた。

渦を巻いて海水が大穴に吸い込まれていく。
レグラド・ラー号はものすごい勢いで海中に引きずり込まれていった。


レグラド・ラー号の沈没点はトラリス海峡ではなく、海峡を抜けた外洋に沈んだのだ。そのため、その後海峡を探した調査船が見つけられなかったのである。
沈没点を知っているダリルは、レミーノア号で沈没したレグラド・ラー号を探し当て、操舵輪や半鐘、違法な積荷などを引き上げたのだ。


次回「俺の家は海賊(10):拉致」へ続く!

前回のお話「俺の家は海賊(8):レグラド・ラーの正体」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆


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