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<俺の家は海賊(18):イサオ、センニュウニセイコウス> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第47回
<俺の家は海賊(18):イサオ、センニュウニセイコウス>

話は数分前に戻る。
そこには勇夫がいた。勇夫は捕まっていた廃造船所を抜け出すと、ダグの船に向かっていた。

「ま、用心棒の真似事くらいにはなるだろう。ダリルさんの武勇伝をお仲間から聞けるかもしれないし」

ところがダグの船が見えたところで、船の周りに人がたくさんいるのが見えた。
「あれ?あんなに仲間が来たのか?あれ?警部じゃんか。なんでここに・・・あ、銃突き付けられてる!」
勇夫は物影に隠れて様子をうかがった。

しばらくすると、ダグの船の中からも3人ほどが出てきた。それもなんと、舵を持っている。

警部と相棒含め5人は手を頭の後ろに組んだ状態で歩かされ、連れ出された。
勇夫はそれを追う。
「まじいじゃん。捕まっちまってるよ。それも舵まで。警部何やってんだ」

5人は近くの倉庫に連れ込まれていった。
「あいつらこの辺にいくつ隠れ家持ってるんだ?」
倉庫の周囲を少し離れたところから観察すると、裏手の方に梯子が屋根までかかっている。途中に換気窓があった。
「中、覗けるかな?」


レミーノアに乗っていたアロンに電話がかかって来た。
「あ、勇夫だ。どうやら逃げおおせたみたいだな。もしもし?無事か?」
・・(無傷だぜ。港に戻ったらダグさんの船に警部が来てたんだけど、悪そうな奴らにみんな捕まっちまった。しかも舵も取られたぞ。今覗いてんだけど、なんでもリー教授ってのが来るのを待つらしい)・・
「は?何言ってんだ?お前どこにいるって?」

しばらく会話が続く。

ようやく飲み込めた。アロンは呆れたように電話に向って言った。
「お前バカか。犯罪者は現場に戻るって心理と同じじゃん。遠くに逃げろって言ったのに」
・・(でもおかげでダリルさんの仲間が捕まって閉じ込められた場所もわかったんだ)・・
「・・わかったよ、いい方に考えよう。とにかく見つからないように動くなよ。よっぽどのことがない限り連絡するなよ。何かあればこっちからメール入れるから。着信音もバイブレーターも切っとけよ」


次回「俺の家は海賊(19):リー教授が来る?!」へ続く!

前回のお話「俺の家は海賊(17):警部捕まる」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆


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