So-net無料ブログ作成

<俺の家は海賊(21):勇夫の偵察報告> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第50回
<俺の家は海賊(21):勇夫の偵察報告>


勇夫から報告のメールが来た。レソフィックがそれを読み上げた。

「正面のシャッターの後ろにはトラックが1台横付け状態で止まってる。正面入って左の壁に人質が後ろ手に縛られて並べられてる。見張りは1人張り付きで、もう一人よく様子見に来る。正面から見て右側中央にパレットの山。その手前に5人敵がいる。パレットの横、倉庫中央付近に背の高い塔のような荷物。パレットの山の後ろにドーザーブレードのついた4輪ローダーが停まってる。正面シャッターと反対の壁の右側に囲いがあって、梱包の緩衝材を捨てるところになってる」


それを聞きながらアロンが見取り図に起こした。
「こんなかな」
倉庫見取り図.jpg
「ほかに出入り口や窓は?」チャンが聞いた。
「左右の壁のほぼ真ん中に一つずつ。入り口と反対の壁の左端に一つ。窓は左右の壁にあって、人が届かないような上の方にある」
アロンが図を書きながら聞いた.
「倉庫だったらフォークリフトとかじゃないのかな?」
「ホイールローダーだって言ってきてるな」
「よし。ヘリの人と合流して、保安庁の救出作戦を助けよう」


港の端には灯台のある突き出た岬があった。その下の岩礁のひとつが突き出ている。これをコリスタ鼻といった。コリスタ鼻は複雑な形をしていて船など近寄れそうにないが、ダリルは船を寄せる場所を1カ所だけ見つけていた。

ダリルはワリルドノアをコリスタ鼻の二股に分かれている狭いところへ船首を滑り込ませた。すると岩の上の平らなところへ船首から簡単に飛び移ることができた。

岩の上に立つとチャンとアロンが船上のダリルに言った。
「ダリルさん、ありがとう」
「仲間の救出は任せてください」
ダリルは親指を突き上げてそれに答えた。
「気を付けろよ。アンザック、みんなを頼むぞ!」
アンザックは不安顔である。
「船に残りたいなあ・・」

コリスタ鼻に上陸したみんなは、釣り師くらいしか使いそうもない獣道で灯台のある高台まで登り、岬の向こう側の臨時ヘリポートへ向かった。


次回「俺の家は海賊(22):警察は間に合わん!」へ続く!

前回のお話「俺の家は海賊(20):救出を手伝うぞ!」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆


Copyright(c) 2009-2010 TSO All Rights Reserved


にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ
にほんブログ村

nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 2

コメント 1

TSO

タッチおじさんさん、HAtAさん、niceありがとうございます。

あれ?今日はみなさん力入ったページが多い。
4/1だから?
あ~!うちのところ自動アップもされてなーい。急がなきゃ!

ところで・・
今回は見取り図書いてみました。
ところが最初書いてみたら、「あれ?塔のような荷物がない」
そう、文章中に書き忘れてたんです。これ忘れちゃいけません。あぶないところでした。これ、あとで重要な役割があるんです。

あ~!いいから急がなきゃ!

by TSO (2010-04-01 23:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0


☆☆ 災害時 安否確認 ☆☆




この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。