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<俺の家は海賊(24):救出作戦開始!> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第53回
<俺の家は海賊(24):救出作戦開始!>

倉庫右の壁の扉に鍵がかかってないことは勇夫の観察でわかっていた。
ここからみんなはこっそり倉庫に入り、倉庫中央に積んである荷物の陰に隠れた。後ろの換気窓の方を見上げると、勇夫が鎖を手に待機状態にある。
それを見て、あの馬鹿、あんなところにずっといたんだ、とみんなが思った。

リーダーがオーケストラの指揮者のごとく、まずアンザックに行動の指示を出した。

アンザックは山積みされているパレットを壁の方へ引き倒した。
崩れながらパレットは右の壁へぶち当たり、ガタターンっと大きな音をたてた。雑談をしていた一味はびっくりして椅子から立ち上がる。

するとあろうことか、倉庫の外にいて、ちょうど倒れたパレットが当たった壁の外側にいたクリスティンもびっくりして
「きゃああ!」
と声を上げてしまった。

「なんだなんだ」
「今女の声が聞こえたぞ」
と騒ぎながら崩れたパレットの方へ海賊どもが動き出した。

すかさずリーダーが勇夫に合図すると、待ってましたと勇夫は鎖に掴まり手すりを蹴った。勢いよく中央の塔状の荷物へ向かって滑降してくる!

パレットを倒したアンザックは、派手に音は立てたものの、パレットは適当に散乱しただけで、壁との間は隙間だらけである。計画ではここは倒したパレットで隙間を塞ぎ、簡単に人が扉に近づけなくする予定だった。なのでアンザックはさらにパレットを引き倒そうとした。
そこへ音に驚いて走ってきた一味の一人がアンザックに気付いた。

「なんだ貴様は!」
「う、うわー!」


次回「俺の家は海賊(25):女の子もやるなあ」へ続く!

前回のお話「俺の家は海賊(23):俺たちで救出する!」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆


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