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<校外展覧会絵画展(4):写生大会(3)> [片いなか・ハイスクール]

「片いなか・ハイスクール」連載第128回
<校外展覧会絵画展(4):写生大会(3)>


14時すぎ、大方の人は仕上げに入っていた。

ウォルトは昼飯以後、持参の簡易ベッドで寝ていた。
その横でハウルがマジックを持ってムズムズしている。それにリーダーが気付いた。

「あ、ハウルやめろ!それ後始末すごい大変なんだぞ!」
「な、なに、わたし何もやってないよ」
「何やりたいか一目でわかるぞ。顔をペインティングしたいんだろ!」
「ちぇっ」残念そうな顔のハウル。




一方、同じくウォルトの横で別のところに興味を持っている少女が一人。シャノンである。

「中年並みにだらしないお腹ね」

躊躇なく服をめくると、そのお腹に顔を描き始めた。

「これなら他の人に迷惑かかんないし~。ひそかな隠れたおしゃれよ」

その腹に書かれた顔を見たハウルは大受け。
「シャノン、やるう!勇夫、写真写真」
呼ばれた勇夫はみなまで見る前から噴き出した。
「わははは!お前、俺にこんなのばっか撮らせて、どうすんだ?」

ウォルトがむっくり起きあがった。
「・・・・イザベル~、できた?」
「はい、ウォルトの」
「うわああああ!なんじゃこりゃあ!」

まだ半開きだったウォルトの目が一挙に覚めた。
そこには極彩色の色気違いのようなのがあった。

「どこにこんな色したのがあんだよ!」
「私の隣の景色で、同じ色使いじゃ変だから、とびっきりはしゃいでみたの」
ダーニャは覗きこむと目を丸くした。
「うわあ。でも、この配色は面白いよ。独特というか、すごいじゃん」
「で、自分のは非常に保守的で常識的なのはなぜ」
納得のいかないウォルトだが、イザベルはまったく悪びれる様子もなく、
「隣に並ぶんだから、ギャップギャップ」とにこにこしている。

主人公のアロン達は常識的すぎて、登場する間もなく、ポタ山スケッチ大会は終了した。


次回「校外展覧会絵画展(5):美女は諦めてない」へ続く!

前回のお話「校外展覧会絵画展(3):写生大会(2)」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆



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K-STYLE

こんばんにゃ(・◇・)/
やっぱりニギヤカな雰囲気に・・・・・・
楽しいけど、作品は大丈夫かにゃ~?
by K-STYLE (2010-09-28 21:02) 

TSO

K-STYLEさん、xml_xslさん、やまさん、Shin.Sionさん、niceありがとうございます。
暇なくて皆さんとこ巡られずスミマセンです。

かっぱちゃん、コメントありがとうございます。
ハイ、お約束のドタバタでした。(^^;
まっとうな絵が描けるのはダーニャさんだけのようです。
なおまだ解散はしてなく、次回もポタ山でのお話です。
by TSO (2010-09-30 00:02) 

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