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<第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(8):お買い物> [片いなか・ハイスクール]

東日本大震災被災地がんばれ!


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「片いなか・ハイスクール」連載第288回
<第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(8):お買い物>


スーパーに入った一行。
裕美子はお菓子でも買っていくんだろうと買い物かごを一つ取り上げたが、

「お夕飯の材料買おうよ。それじゃ入りきらないわよ」

と言ってハウルがカートを転がしてきた。

「お夕飯作ってあげると女の株が上がるわよ」
「あらハウル、料理できるんだ」

カーラがそう言うと速攻で

「株を上げなきゃなのはあなたでしょ」

と返された。ハウルにとって今回の集まりはカーラのためにやったものだ。でも、

「えー?私料理なんてできないよ」

とカーラ。

「言っとくけど私もできないわよぉ」

とクリスティンもカーラにニコニコして言う。

「なーに、それでも女の子?あなた達」
「お、お風呂を覗くような人に言われたくないわよ。クリスティンも作れないって言ってるのに誰が作るの?ハウル?」
「私?食べるのなら任せて。結構な量食べるわよ」

それはあんまり自慢しない方がいいんじゃ・・。だいたいその食いしん坊ぶりはオリエンテーリングで明らかになっている。そうなると頼みの綱は残る一人。

「裕美子はどう?」

ボールが回ってきた。
いつも家でやってるし、料理好きの母親に仕込まれている裕美子である。この件については何も慌てることはなかった。

「手の混んだことしなければ難しいものではないですよ。簡単なの選べば作るってほどの手間でもないですし」
「ほんと?料理初めての私でもできそうなのある?」
「・・例えばパスタなんかどうですか?」
「パスタあたし大好き!へー、裕美子頼もしい!じゃパスタ注文しまーす」

と調子いいカーラ。

「あの、ちゃんと手伝ってくださいね」
「はーい。先生、それじゃ何買いましょうか」
「じゃ、料理が決まったところで、そっちは任せるね。私は飲み物とおつまみ揃えるわ」

とハウルは別行動を取った。気が利くなあと目でハウルを追った裕美子だが、すぐ顔に斜線が入る。ハウルは酒コーナーに消えていった。


次回「第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(9):レソフィックの家」へ続く!

前回のお話「第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(7):待ち合わせ」


対応する第1部のお話「第1部:第9章 レソフィックの広報記事」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆



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裕美子が料理できない人にパスタを勧めたのはこれで2回目かな?
(いや、約半年後くらいに2回目がやってきます。第1部読んでね)


※片いなか・ハイスクール第2部は、第1部のエピソードを裏話なども交えながら本編のヒロイン裕美子の視点で振り返るものです。ぜひアロン目線の第1部のその部分と読み比べてみてください。「対応する第1部のお話」で飛ぶことができます。



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コメント 1

TSO

macinuさん、ネオ・アッキーさん、いっぷくさん、hiroさん、yamさん、CROSTONさん、niceありがとうございます。

by TSO (2013-05-12 21:52) 

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